企業主導型保育事業監査について
企業主導型保育事業では、以下の3種類の監査があります。 それぞれ監査員が保育所を訪問し、保育所の状況をチェックします。 ■通常監査(立入調査) 原則として年に一回、計画的に行われる監査です。 ...
契約書・請求書・領収証等の会計証憑の整備
企業主導型保育事業では、少なくとも年に一回は監査があるため、普段の保育内容や行った研修・訓練などは、すべてデータで残しておく必要があります。データで残しておかなければならない資料は多数存在し、児...
内部統制の強化
保育所の内部統制を強化する主目的は、大きく二つに分かれます。 ひとつは「保育所のステークホルダーの利益」のため、もうひとつは「助成金の監査対応」のためです。 ■保育所のステークホルダーの利益...
所轄自治体による指導監督の立会い
企業主導型保育園も「認可外保育所」に分類されるため、定期的に地方自治体による監査を受けることがあります。 一般的に、児童育成協会による指導・監査と地方自治体による立入調査は視点が異なると言われ...
監査までの流れ
年に一回ある立入調査は以下のような流れで行われます。 ①監査1か月前 監査の一か月前までに監査の通知書が送られてきます。通知書には監査の日程が書かれており、予定している監査員の氏名も記載されて...
企業による不祥事の増加
最近では、企業主導型保育事業でも、企業による不祥事が取りざたされるようになりました。 例えば、以下のような事例があります。 ■A社のケース 給与の未払いにより、保育士や調理員が保育所を一斉退...
会計伝票の起票指導
企業主導型保育事業は国の助成金を利用した事業となるため、一般企業の会計処理よりも慎重に会計処理を進めていく必要があります。万が一、監査の際に会計の不備が見つかれば、全額ではないにしても助成金返還...
保育園の会計とは
企業主導型保育所の会計は一般企業の会計と異なります。 最も明確に異なるのは、保育所の運営に対して支出された助成金は予算ベースで支出されているため、実績の支出額が予算の支出額を下回り、助成金が余...
利害関係者の保護と利益向上
保育所を運営していくうえでは、保護者や近隣住民などの利害関係者を保護し、保育所のステークホルダー全員の利益が向上するような仕組みにしていくことが重要になります。 そのために必要なのが、保育所の...
ガバナンスの必要性
企業主導型保育事業において、保育士の力によって子どもと直接かかわる"保育"を充実させることはもちろん重要ですが、それと同時に、保育所という組織として"ガバナンス"を強化していくことも重要になりま...
東京都 ガバナンスに関する基礎知識記事や事例
株式会社メディレクションが提供する基礎知識
-
保育園の開設や運営に利...
企業主導型保育園にはさまざまな助成金が付きます。 【整備費】 企業主導型保育園を設置する際にかかる新...
-
幼児教育・保育の無償化...
企業主導型保育園は法律上「認可外保育所」に該当しており、保育無償化の対象となります。 保育無償化は0...
-
企業主導型保育事業の助...
企業主導型保育事業の助成金には下記のような特徴があります。 ■内閣府は、保育所で必要な経費の約97%...
-
助成金の入金サイクルが遅い
一般的に企業主導型保育事業の入金サイクルは遅いと言われています。 毎月の申請をして入金するまでのスパン...
-
前回の指摘事項の改善
児童育成協会の監査でも、地方自治体による監査でも、監査途中や終了後に指摘事項については監査員から注意や...
-
所轄自治体による指導監...
企業主導型保育園も「認可外保育所」に分類されるため、定期的に地方自治体による監査を受けることがあります...
-
内部統制との違い
ガバナンスと内部統制は同じような意味で使われることがありますが、正確には異なります。 ■ガバナンス ...
-
区分経理
企業主導型保育事業の経理は、法人本部と区分して行う必要があります。 例えば、決算月が12月の「○○株...
-
保育所運営のノウハウが必要
企業主導型保育事業のガバナンス強化には、もちろん保育所運営のノウハウが必要です。 例えば、企業主導型...
よく検索されるキーワード
-
ガバナンスに関するキーワード